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2010年9月8日水曜日

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寝がけは尊い人間に


 昼間、起きているときには、われわれの暗示感受習性というものは、われわれが、ああ、いいな、これは共鳴するわ、と感じたこと以外のものは、潜在意識の中に入らない。

やってごらん。

ところが、夜の世界だけは、特に寝がけに、寝床の中に入ってからは、この精神のアンテナというものは、無条件に、よいことでも悪いことでも、もうすべてが、差別なく入り込んでしまう。

だから、いいことを考えるんだ。

嘘でもいいから、俺は優れた人間だ、俺は思いやりのある人間だ、俺ははらの立たない人間だ、俺は憎めない人間だ、俺は焼きもちを焼かない人間だ。

こう思えばいい。

それを寝がけによけい腹を立ててるやつがいる。

昼間、興奮している間は思い出さなくて、寝がけになって思い出しやがって、「あん畜生、あんなことしやがった。ざまぁみやがれ」、もういっぺん起き上がって腹を立ててる奴がいる。

夜の寝床の中だけは、神の懐の中へはいったような、穏やかな気持ちになってごらん。

今夜から、寝がけだけは絶対に尊い人間になるんだ。

毎晩尊い人間になったからといって、税務署から調べにきたなんてことはない。

どんなに体にいい結果が来るか、やってみたものだけが知る味だ。

やってごらんなさい。

今夜から。

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尊い=

     崇高で近寄りがたい。神聖である。また、高貴である。たっとい。「―・い神仏」
    「神(かむ)さびて高く―・き駿河なる富士の高嶺を」〈・三一七〉
     きわめて価値が高い。非常に貴重である。たっとい。「―・い命」「―・い犠牲を払う」
     高徳である。ありがたい。 「横川になにがし僧都とかいひて、いと―・き人住みけり」〈・手習〉
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神の懐の中にはいったような、穏やかな気持ちかあ~

いい表現だ、やってみよう。

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